5/23 シルヴァリオラグナロクをクリアしたので、ネタバレ感想!
3時位までぶっ通しで遊んでいた。まぁノベルゲークリアする時ってどうしても深夜まで遊び呆けてしまうよね。
それくらい面白かったといえば面白かったのだけど、前作のシルヴァリオトリニティよりも面白かったかというとちょっと怪しいかなぁ。
自分なりに整理してみて、そう感じた理由を2つ挙げてみる。
1つ目は、想定外のことを起こそうというライター陣の意識が強く働きすぎたのか、逆転劇が多すぎたこと。「このままいけば勝てる!……が、だめ!」と「このままいくと負ける……が、策で好転させた!」の繰り返しが多すぎたという話。
もちろん全くなければ面白みがなくなるし、今回それがいっぱいあったことで神祖たちの強さの表現にも繋がっていたと思う。更に付け加えるなら、勝負をひっくり返した理由というか策は、どれも納得のいくものになっていた。
でもやっぱり多すぎたんだよね。常にひっくり返る可能性があるから緊張感が続いて疲れるし、単純に辟易していた部分もあるし、盛り上がるところで一回「やっぱだめでした!」を挟むのがストレスに感じてしまう部分もあった。
2つ目は、最終的に導き出した答え、「次代に繋ぐ」という答えに至るまでの道筋が薄かったように感じて乗り切れなかったかなー。リチャードが語ったシーンでおおよそ片付けられてしまうんだよね。もちろんリチャードが語った答えを用いるというのはそれはそれで熱いのだけど、主人公自らの壮絶な体験から答えを導き出したトリニティと比較すると、説得力や納得感の面で劣っているように感じてしまってね……
ちょっと地に足がついてないというか、ふわふわしている部分も多めだったかなぁ。
でも、もちろん面白かった点もいっぱいあって、好きな部分全部に言及すると文字数が大変なことになりそうなくらいには面白かった。
好きなシーンで言えばやっぱり心臓のアキシオンをみんなが砕いていくシーンだよね。あれは熱いし、涙なしには読み進められなかった箇所。特にパティが砕く部分がぐっときちゃったな……パティはとにかく良い子で、幸せになってほしいな。
あと特筆して好きな箇所で言うと、スメラギの最後のシーンかなぁ。あれはバーチャルダイブかもしれないけど、それでも最愛の彼女と出会えて、スメラギが本当に彼女を愛していたのだと分かる良い幕引きだった。
音楽もCGもとても良かったし、演出やエフェクトも良かった。OPがとても良いよね、このゲーム。
感想は以上でーす。このライターチームが次に作品出すとしても買うんだろうなぁ……