8/7 うさぎの話
ちょっと今回の記事は重いかもしれないですけど、気持ちの整理のために書きたかったんです。
7/21に飼っていたうさぎが亡くなりました。うさぎ……
性別は♂で白と灰色が混ざった感じの垂れ耳うさぎでした。
結構前からあんまり元気がなくなっていて、もう8年くらいになるから、そろそろ危ういかなーとは思ってたんですけどね。
もう流動食をスポイトのようなもので与えている感じで、ご飯も自分からは食べなくなっていたのが続いていて。
で、亡くなった当日の夕方。流動食を与えようにも咀嚼すらしなくなって、目にも力がこもっていなくて。
それでも何回かあげようとしてたら、首を3回横に振ったんですね。まるで「もういい」とでもいうように……
しょうがないので、給餌は諦めてその場に寝かせてあげようとしました。でも、あんまりそこが気に入らないみたいで、ご飯食べるテーブルの下に行きたがったんです。なので、テーブルの下に寝かせてあげました。
そして夕飯を食べていた時に、母がうさぎの心臓が動いていないことに気づきました。家族そろってご飯を食べているときに亡くなったので、家族に囲まれている状況です。なので、最期は少しでも幸せだったといいな……と思います。
「お疲れ様。今までありがとう」と瞼を閉じたままのうさぎに伝えました。
さすがに亡くなってから二日間は本当に精神が駄目でした。なにかをしてないと涙が溢れてきちゃって、ボロボロな感じ。
うさぎの弔い方は、動物霊園の共同墓地の方に火葬して埋葬するようお願いしてきました。ちょっと遠くて山の方なんですけど、家の方向を見下ろせる山の方が安心して眠れるかなと思いました。また、結構寂しがりだったので、共同墓地で他の子たちも眠っているところだと安心できるかなとも思いました。
動物霊園の人は本当に対応の良い方で、安心して預けることができました。うさぎはダンボールに好きだった布団、家の庭で摘んだ花、手紙と共に入れてお願いしてきました。
さすがに手紙を書くときは、涙が溢れて手が震えてしまいましたが、それでも安心して天に昇れるように、今までの感謝や楽しかった思い出を伝えました。
あと、最後の方までよく診てくれた動物病院さんも有り難かったです。いつも真摯に診てくれて、休診日でも緊急のときは電話したら診てくれました。亡くなった旨を伝えたら、花とメッセージカードを送ってくれました。本当によく診てくれた良いお医者さんでした。
やっぱり8年間って結構重いなぁと思いました。ちょうど多感な時期を共に過ごしたこともありますし……本当に人間の家族と変わらず接するような存在で、喪失感も人間が亡くなったときと全く変わらないんだなぁと思いました。
うさぎは母が気に入ってある日突然ペットショップから連れてきた子でした。何か飼いたいねって言っていた時期に、ちょうど見つけてひと目で気に入ったそうです。ケージから前の方に寄ってきてアピールしてきたところが良かったそうです。
思えば、積極的で人懐っこい子でした。
自分が今まで一番つらい時期も、静かに側にいても文句言わないというか、そっと寄り添ってくれているような子でした。
また、その一方でやんちゃというか、私に対して結構挑んでくるような側面もありました。後ろ足で立って、背くらべをしてきたり、ひたすら手や指を舐めてきたり、寝転んでると乗っかってきたり。自分が弟のように感じていたように、もしかしたら兄のように感じてくれていたのかな。そうだったら嬉しいなと思います。
最後の日、午前中で用事が終わったので、うさぎと一緒にお昼を過ごしたりもしました。なでたり、ちょっと話を聞いてもらったりしました。午後の用事を入れなかったのは、もしかしたら虫の知らせがあったのかもしれないなぁ、なんて今は思います。
次にまた動物を飼うかどうかっていうのは、わかりません。家族内では意見が別れてますし、私はまだどうしたらいいかよくわかってません。寂しい気持ちもありますし、もうこの悲しみを味わいたくない気持ちもあります。
さて、そろそろこの記事を締めようと思います。もし読んでくれた方がいましたら、ありがとうございました。うちの子のことを知ってくれる人がいれば、うちのうさぎも喜ぶと思います。来客とかも喜ぶ子でしたから。
この記事は感情の整理のために書きました。そして、うさぎが安らかな眠りを過ごせますように、との願いも込めて書きました。うさぎ、今まで本当にありがとう。